活火山の3D画像 白山
白山は最大標高2702mあり、活火山としては4番目の高さになります。45万年前から30万年前頃に活動した加賀室火山、14万年前から10万年前にかけて活動した古白山火山は大きな成層火山でしたがその後の浸食により開析されています。 山頂部を作る新白山火山は10万年前以降に活動したとされています。1万年前以降は山頂部での水蒸気噴火が主な活動ですが、マグマ噴火が、約2200年前には剣ヶ峰を形成する活動、1554年~1556年(天文23~弘治2年)の活動で発生しています。
■ 白山の3D画像 白山の南西側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
■ 白山の3D地質図 白山の南西側から見た画像になります。

うぐいす平火山
U:火砕物・溶岩
新白山火山
Pf:火砕流(熱雲)堆積物、D:岩屑なだれ堆積物、Kl:剣ヶ峰溶岩類、Srl:白水滝溶岩類、Od:大白川岩屑流堆積物、SMl:山頂部溶岩類・南龍ヶ馬場溶岩類
古白山火山
OS:大汝峰溶岩類・清浄ヶ原溶岩類、Kh:古白山火山溶岩類、Kp:火砕流堆積物
加賀室火山
Km:加賀室火山溶岩類
地質図は長岡ほか(1985)をデジタル化しました。
標高モデルはASTER GDEMを用いました。
■ 白山の3D地質図 白山の北東側から見た画像になります。

うぐいす平火山
U:火砕物・溶岩
新白山火山
Pf:火砕流(熱雲)堆積物、D:岩屑なだれ堆積物、Kl:剣ヶ峰溶岩類、Srl:白水滝溶岩類、Od:大白川岩屑流堆積物、SMl:山頂部溶岩類・南龍ヶ馬場溶岩類
古白山火山
OS:大汝峰溶岩類・清浄ヶ原溶岩類、Kh:古白山火山溶岩類、Kp:火砕流堆積物
加賀室火山
Km:加賀室火山溶岩類
地質図は長岡ほか(1985)をデジタル化しました。
標高モデルはASTER GDEMを用いました。
■ 白山の3D画像 白山の北側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
■ 翠ヶ池付近から 左が剣ヶ峰、右が御前峰
■ 油坂付近から見た白山 御前峰手前の建物は南竜山荘、左側に見える登山道はエコーライン
■ お花松原から見た剣ヶ峰 左遠景は大倉山
引用文献
長岡正利・清水智・山崎正男(1985)白山火山の地質と形成史.石川県白山自然保護センター研究報告,12. 9-24.