活火山の3D画像 阿武火山群
阿武火山群は約40の単性火山から構成されています。前期阿武火山は200万年前から150万年前に活動し、後期阿武火山は80万年前から数万年前に活動したと考えられています。最新の活動は笠山の3000年前で、これ以外の活動は全て1万年前以前に行われています。
■ 阿武火山群笠山の3D画像 笠山の北西側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
■ 阿武火山群の3D地質図 阿武火山群の北西側から見た画像になります。

A:安山岩-デイサイト溶岩、B:玄武岩-玄武岩質安山岩溶岩、C:火砕丘
地質図は角縁ほか(2000)をデジタル化しました。 標高モデルはASTER GDEMを用いました。
■ 阿武火山群の3D地質図 阿武火山群の南東側から見た画像になります。

地質図は角縁ほか(2000)をデジタル化しました。 標高モデルはASTER GDEMを用いました。
引用文献
永尾隆志・高島勲・角縁進・木村純一(2001)阿武単成火山群の熱ルミネッセンス年代-萩・笠山火山のスコリア丘は3,000年前に噴火した-.日本火山学会講演予稿集,2,75.
角縁進・永尾隆志・長尾敬介(2000)阿武単性火山群のK-Ar年代とマグマ活動史.岩石鉱物科学,29,191-198.